ワタラセハンミョウモドキ
ゴミムシをたくさん採るのだと意気込んでバイクで1時間半ほど走ってきた。
そして現地ではOさんにご案内していただいた。
ヨシ焼き2週間後の湿地はヨシの芽が出始めている。
そこらじゅうの石という石をおこしてみる。
去年調査したスジハサミムシモドキがけっこう見られた。
こういうとこにこの時期は潜んでいるのだな。
アオゴミムシなんかはやたらいます。
湿地の朽木をOさんが崩してみてくれました。
すると・・・
でました。アカガネオサムシ。
いいオサムシです。
栃木県では分布が局地的であるため希少種とされています。
コガシラアオゴミムシも出てきました。
また別のところでは・・・
石をおこすと・・・
オビヒメコメツキモドキいました!!
このムシもここ以外ではめったにお目にかかれません。
まさか今日見られるとは思っていませんでした。
この虫も栃木県では希少種です。
さあ、今日のメインです。
ワタラセハンミョウモドキ。
この虫はこの地にタイプロカリティーがあります。
今日は思いのほか太陽が出てきてくれているので、活動しているはずと・・・
きてみました。
こんなとこにこの虫はいます。
いました。
感激です!!
生きた個体ははじめてみました。
すばらしー。
他にも石おこしでカジムラヒメナガゴミムシ発見。
上翅の虹色光沢がすてき。
オオヨツボシゴミムシ。
鮮黄色の紋がとても美しい。
この色は標本にすると色あせてしまうのが惜しい。
ほかにもトネガワナガゴミムシなどを得てもうお腹いっぱいです。
しかしOさんのひきは物凄いものがあった。
感心を超えて感動すら覚えた。
Oさんありがとうございました。
by ryuhixryuhi | 2008-03-30 19:07 | オサムシ科