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増水2ヶ月後の里山

栃木県では9月に大増水がありました。
人間を含む生き物にとっては予想を超える雨の量に為す術もない、というか対策の仕様がない、というのが本当のところでしょうか。
歴史的にもこのような増水は繰り返され、そのたびに生物は生き様を変えてみたり、それなりの生き方を余儀なくされ、それが続いてきたわけです。
この場所でも少なからずその跡がみられました。これがどのようになっていくのかな。
私の視点は一般の人と少し違うかもしれないので、お叱りを受けるかもしれません。お許しいただければと思います。
さて、でもでもいつもの生き物はいるかな?
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メノコツチハンミョウ。この場所の11月の虫。いつみてもこの金属光沢はすばらしい。オスとメスで計6個体を確認。
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今年このヤドリバエがここでは多い気がする。
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ケバエの幼虫。鳥にとってのごちそうではないだろうか。
ここには4種のケバエがいるが、Bibio属のハグロケバエかメスアカケバエあたりではないかなあ。
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こういう止水には・・・
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オオコオイムシ。たくさんペアがみられました。かならず2匹で見つかるというのはなんだろう。
この止水ではオオヒメゲンゴロウもいた。

いろんな生き物が健在な一方、もうダメかもしれないなあという生き物もいました。
これは少し時間をかけて見ていく必要があると思います。
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  by ryuhixryuhi | 2015-11-14 17:47 | 未分類

虫の棲む星はおかげ様で10年目を迎えました

 「虫の棲む星」というブログを立ち上げて、もう10年が経ちました。
 本当にマイペースながら、10年の長きに亘り続けることができたのは、関わっていただいた皆様のおかげだと感謝いたしております。この記念になんの虫を載せようか考えましたが、虫屋になるきっかけでもあったいっしょに歩んできた息子と、とちぎ昆虫愛好会の有志で2006年に開催した、宇都宮市柳田緑地公園での採集会での1コマを載せることにしました。息子も今年高校を受験するまでに成長しました。

 当初、私がこのブログを始めるにあたり、私自身、生半可なことはできない性格でしたので、虫に関連する職業に就いたのだから、虫に対する視野をより深めて、より多くのことを学んでいき、超一流になるために自分に発破をかけようという気持ちから始めたのですが、いつしか、虫やそれをとりまく動物たち、植物たち、それらを包み込む栃木県さらには日本国土の美しい環境に魅せられ、最初に思っていたよりも多くのことを勉強することになりました。

私は生まれも育ちも(途中ちょっと抜けましたが)栃木県でしたので、栃木県内の虫ということにこだわりました。また、自分の家の周りの虫にもこだわりました。地元の虫を知らないで、他の地域のことまで手は出せない、というのが私の考えでした。これは、変な話、商売にも通じるところだと思います。地場を固めないで、商売をすると、商売する本人も安心できることはなく、多くは足下をすくわれるのを今まで見てきているからです。そういうわけで、ブログの内容はほとんどが栃木県内のものということになりました。栃木県内からほとんど出られていないのは、私自身の都合もありますが、魅力が多すぎて、また、未知な部分が多くて栃木県以外に出られない、ということもあります。

 私にとって今現在、虫とのつきあいは、虫を通して今の世の中の人々は「本当に幸せなのだろうか?」ということを確かめる旅のような気がします。採集をする人々、観察を指導する人々・教わる人々、新種を見つけた人々、美味しい虫を見つけた人々、新しい虫の芸術品を作り上げた人々、虫を知ることで仲間を得た人々・・・など、こういう人々を見ていると、この世の中でも自分も安心して生きていける、そんなことを確かめる繰り返しのような気がします。そんなことから、私はある時期から一人で採集に行ったり、一人で虫関連の活動をすることはほとんどなくなりました。人とのつきあいが私の虫屋の道だと確信したからです。それと同時に、虫の住めないような世界で生きている人々を見て、虫とそれを取り巻く環境がなくても幸せに生きていけるのだろうか?ということも観察し、考えたりしています。

 この10年、虫に関わるいろいろな方々と出会い、いろいろな活動をし、また成果を発表させていただきました。本当にいろいろな方々と出会え、刺激をいただいたことについて、私は運がいいなあと思います。そしてこんな私におつきあいいただき、成長させていただいた皆様に深く御礼申し上げます。

 というわけで、これからも虫とのつきあいは続くと思います。今はどうなるのかわかりませんが、おそらく形を変えていくことでしょう。私の出来ることをゆるゆるとさせていただきながら、このブログもゆるゆると続けていきたいと思っています。

 最後になりましたが、ブログを見ていると、家族をすいぶんと採集に引き連れ回してしまったり、一人で勝手に遠くへ行ってしまったり、嫁さん、息子、娘には大変迷惑をかけたなあと反省しました。ブログを始めたころに2歳にも満たなかった娘はもう来年中学になってしまいます。そういう意味でこのブログは私にとって反省も含めた思い出のアルバムとなりました。今後とも皆様のご支援をいただけると幸いです。

御礼とご挨拶まで。

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  by ryuhixryuhi | 2015-05-02 12:27 | 未分類

第3回虫Cafe!

第3回目となります虫Cafe!を2015年2月8日(日)に開催します。
実はもう満員になってしまっていまして、大変申し訳ないのですが、キャンセル待ちとなっております。
参加をお考えだった皆様には大変申し訳なく思います。
参加される皆様はどうかよろしくお願いします。
大雪になりませんように・・・

web→http://www.mushikura.net/

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  by ryuhixryuhi | 2014-12-15 12:59 | 未分類

栃木県にタイプロカリティーがある双翅目

栃木県にタイプロカリティーがある双翅目を以下に。
抜けがありましたらご教示くださいませ。
日本昆虫目録 第8巻 双翅目を参考に作成しています(種名が斜体でないのはご勘弁を)。

オビヒメガガンボ科 Pediciidae(1種)
Dicranota (Rhaphidolabis) platymera Alexander, 1934

ヒメガガンボ科 Limoniidae(17種)
Adelphomyia breviramus (Alexander, 1924)
Adelphomyia prionolaboides (Alexander, 1934)
Austrolimnophila (Austrolimnophila) erecta (Alexander, 1934)
Austrolimnophila (Austrolimnophila) yumotana (Alexander, 1934)
Dicranophragma (Brachylimnophila) subnemorale (Alexander, 1924)
Paradelphomyia nipponensis (Alexander, 1924)
Prionolabis inermis (Alexander, 1934)
Prionolabis luteibasalis (Alexander, 1934)
Molophilus (Molophilus) propinquus triacanthus Alexander, 1934
Ormosia (Ormosia) nantaisana Alexander, 1921
Ormosia (Ormosia) rectangularis Alexander,1934
Ormosia (Ormosia)seclusa Alexander,1935
Antocha (Antocha) platyphallus Alexander, 1935
Atypophthalmus (Microlimonia) inelegans (Alexander, 1924)
Dicranomyia (Dicranomyia) basiseta Alexander, 1924
Limonia edura Alexander, 1935
Limonia juvenca Alexander, 1935

ガガンボ科 Tipulidae(3種)
Ctenophora (Ctenophora) nikkoensis Takahashi, 1960
Tipula (Dendrotipula) nigrosignata Alexander, 1924
Tipula (Platytipula) nikkoensis Alexander, 1921

ガガンボダマシ科 Trichoceridae(1種)
フトオガガンボダマシ Trichocera (Metatrichocera) crassicauda Nakamura et Saigusa, 1996

ブユ科 Simuliidae(2種)
トチギハルブユ Stegoptera takeshii Takaoka, 2005
ヨシダツノマユブユ Simulium (Nevermannia) artum Sato, Takaoka et Saito, 2005

ヌカカ科 Ceratopogonidae(3種)
マツムラブユモドキ Forcipomyia (Forcipomyia) matsumurai Kitaoka, 1994
ナスブユモドキ Forcipomyia (Forcipomyia) nasuensis Kitaoka, 1994
ナスヌカカ Culicoides (Oecacta) nasuensis Kitaoka, 1984

ユスリカ科 Chironomidae(13種)
ロクセツタニユスリカ Boreoheptagya unica (MAcarchenko, 1994)
Eukiefferiella chuzeoctava Sasa,1984
Heterotrissocladius chuzedecimus (Sasa,1984)
Orthocladius (Orthocladius) chuzeseptimus Sasa, 1984
Orthocladius (Orthocladius) chuzesextus Sasa, 1984
Parakiefferiella chuzeundecimus (Sasa, 1984)
ユノコヒメエリユスリカ Psectrocladius (Psectrocladius) yunoduartus Sasa, 1984
トガリビロウドエリユスリカ Smittia sainokoensis Sasa, 1984
Thienemanniella chuzeduodecimus Sasa, 1984
Tokunagaia chuzenona (Sasa, 1984)
Demicryptochironomus (Demicryptochironomus) asamaprimus (Sasa, 1984)
Polypedilum (Polypedilum) miagense Niitsuma, 1991
Polypedilum (Polypedilum) tochibicolor Niitsuma, 1991

ムシヒキアブ科 Asilidae(1種)
ナガトミヒメムシヒキ Philonicus nagatomii Utsuki, 2008 

ハナアブ科 Syrphidae(8種)
ニッコウヒラタアブ Asiodidea nikkoensis (Matsumura, 1916)
Dasysyrphus convexigaster (Hull, 1944)
ウスグロオビヒラタアブ Epistrophe (Epistrophe) betasyrphaides Tompson, 1980
Melangyna (Melangyna) ochreolinea (Hull, 1944)
ナミクロハナアブ Cheilosia fuscipennis Shiraki, 1953
ニッコウクロハナアブ Cheilosia nikkoensis (Shiraki, 1930)
キバラナガハナアブ(キイロナガハナアブ) Macrozelima hervei (Shiraki, 1930)
フタイロハラナガハナアブ(フタイロナガハナアブ) Chalcosyrphus (incertae sedis) dicolor (Shiraki, 1968)

写真はその中の一つ、キバラナガハナアブ。(再掲載)
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*鶉さんにご指摘いただき、修正しました(11/4)。ありがとうございます。
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  by ryuhixryuhi | 2014-10-25 14:57 | 未分類

むしの学校文化祭の思ひ出

アクアマリンふくしまで7月5日~9月15日まで行われていた企画展、むしの学校が最後の3日間でファイナルを迎えました。締めくくりのその名も「むしの学校文化祭」。私は最終日に少しでしたが、関われて本当によかったと思います。中心になって指揮をとって下さったHさんには本当に感謝申し上げます。
で、その模様のほんの一部をを思い出として・・・

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本当に一般のみなさまに楽しんでいただけたよい企画(伝説の)となったと思います。
スタッフ、そして講師、関わったすべてのみなさまに感謝いたします。
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  by ryuhixryuhi | 2014-09-19 21:35 | 未分類

とちぎ昆虫愛好会 採集合宿 in土呂部

とちぎ昆虫愛好会の採集会がキャンプinドロブックル(日光市土呂部)で開かれた。
一応取り仕切りをやったが、参加するみなさんにいっぱい協力していただいた。
本当にありがとうございました。感謝します。
そして、今回はナショナルモスウィークという世界的イベントにも参加させていただく運びとなり、成果は後々面白いことになるであろうとワクワクしていた。

肝心の夜は、無風高温高湿度そして新月。
蛾や他の虫が来ないわけがなかった。
参加した子どもたちも大興奮。
食事に出した肉の厚さにも大興奮。
本当にうれしかった。

ではその模様を少しだけ。
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*日本版ナショナルモスウィークのサイトではすべての撮影した蛾の写真を見ることができます(しかもほとんど同定もしていただいている!ありがとうございます!)
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  by ryuhixryuhi | 2014-07-26 10:47 | 未分類

サイエンススクール

道の駅もてぎで昆虫展を開催しているのですが、それにあわせて今年はサイエンススクールをボランティアでやってほしいと・・・。
で、考えたのが、カブトムシの怪力を観察して、人間だったらどうか体感すること+バッタが人間だったらどのくらい跳んじゃうのか体感+ミツバチはどのくらいのハチミツと花粉をしょって飛んでいるのか体感の3つ。

3つ目は、役場の人が本格的にやりたいからまた今度!というので来年ですかね。
というわけでカブトムシとバッタのみ行い、そのあとに虫の体のしくみを知る目的でカブトムシの標本作りをしました。

画像がこちら。
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切り口がよかったらしく、大人も子供も楽しんでいました。
何より役場の人が一番楽しんでいたという・・・

またやります。
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  by ryuhixryuhi | 2014-07-21 19:54 | 未分類

アクアマリンふくしま 企画展「むしの学校」その1

アクアマリンふくしまで7月5日から開催されている企画展「むしの学校」にお手伝いとして参加してきました。
9月15日までのロングランで、毎週末に虫関連のワークショップが開かれるという、運営側にとってはものすごくハードだけれど濃いスケジュール。特に中心になって活動されているHさん、お疲れ様です。
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7月20日はこんなワークショップが開かれていました。
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まずは繭のワークショップのお手伝い。すごい人が集まるのにびっくり。
でも確かに面白いから集まるのかも、うん。
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目玉の一つはアート祭だと思います。
いろんな虫を題材にした作品が並びます(これからどんどん搬入されるので、完成ではないです)
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那須野が原博物館収蔵の作品も。
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まだまだたくさん。
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紙切りワークショップ。NさんとKさんが別箇所でがんばっておられました。
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ゲンゴロウカイトつくり。AさんとOさん。さすがイラストレーターと森案内のプロだと思いました。
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そのほかイモムシハンドブックのYさんの講演やワークショップもあったり、Sさん、Kさんによる鱗粉転写のワークショップもありました。Yさんのワークショップはすごかった・・・。ぜったいマネしてしまう気がする。

9月13日~15日は集大成の文化祭!私も行きます(最終日だけだけど)。
ぜひ来場をオススメいたします。
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  by ryuhixryuhi | 2014-07-20 23:38 | 未分類

県民の森ライトトラップ教室

栃木県民の森でライトトラップ教室をやってきました。
ライトトラップだけでなく、昆虫教室と野外でのプチ観察会、ライトトラップの観察を組み合わせて、参加される方が飽きないようにしてみました。
楽しかったとアンケートも好評だったようです。よかった。
その模様はこちら。

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一番いい虫はスジクワガタ特大サイズでしたが、その前の講座でスジクワとコクワの正しい見分け方をやっていたので、みなさん判別できたのでした・・・
関係者の皆様に感謝です。
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  by ryuhixryuhi | 2014-07-12 19:02 | 未分類

ろまんちっく村でのライトトラップ観察会

宇都宮市のろまんちっく村で子どもたちを相手にしたライトトラップの観察会を行いました。
こういうところで虫が果たしてくるかどうか心配でしたが・・・
心配的中。
あまりの虫の来なさ!
でも夜に採集をして、ライトをたくというだけで子どもたちは楽しいのでした。
でもその後に大発見が!これはまた後程なにかで。
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  by ryuhixryuhi | 2014-07-05 23:54 | 未分類