春・虫・徒然
いい天気です。
温度もぐんぐん上がってます。
はじめにやってきましたのは、こちらの土場・・・
いまどきの時代に・・・そうは見ないよい土場です。
管理会社の方にまずはご挨拶して1本1本スギを中心に見まくります。
そう・・・ビャクシンカミキリを見にきたのです。
しかしながら・・・いませんでした。
なかなか個体数はいないのかもしれません。
残念・・・
ご飯を食べながら移動・・・お猿さんが樹で暴れています・・・
さて、次はここです。
川です。
なにが目的かというと・・・
カスミハネカです。
詳しくお知りになりたい方は過去の記事をご参照ください・・・
よさげなポイントです。
まずはコニワハンミョウでしょうか。
お出迎えしてくれました。大勢で・・・
寒いのにご苦労様です・・・
しかし、肝心のハネカは見当たらず・・・
水際の石とかにがしっとつかまっているやつもいないし・・・
ミズギワイエバエの類はたくさんいます・・・
またもヌル・・・
ここで心を切り替えて県博に行くことにしました。
みつきさんが大阪からわざわざお越しいただいていると昨日聞いたものですから・・・
帰ろ!!
・・・帰りに気付きました。
場所間違えてた・・・
カスミハネカもちょっと上の本流でした・・・
痛恨の一撃。
でもこの選択は間違っていませんでした。
県博に着くと、今まさにクモヒメバチのソーティング中。
みつきさんともやっとお会いできた。
そこでクモヒメバチについて教わる・・・
おかげさまでメスでしたらある程度わかるようになりました。
種はわかんないですけど。
しかしいろいろなものがいるものですね。
写真の種はPiogaster daisetsuzana Kusigemati, 1985
もちろん栃木県からは初記録で、他のクモバチたちとは明らかに違う。
風格があるというのでしょうか?
胸部がごっつくてなんかよい。
こうした分類作業を黙々とこなし、現在3種が記載されている栃木県の種を6倍程度にまで増やしたのだった。
さすがです。今後精査すればもっと増えると思いますけど・・・
夜は皆で楽しく食事をしながら歓談させていただいた。
虫話で2日連続盛り上がったステキな日々でした。
皆様どうもありがとうございました。
by ryuhixryuhi | 2009-04-05 23:05 | その他生物